助けてとは
概要
質問箱に「助けて」「死にたい」「もう無理」といったメッセージが届くことがある。質問の形を取っていないこともある。ただ、誰かに聞いてほしくて送っている。匿名だからこそ、リアルでは言えない本音が質問箱に届く。
こうしたメッセージを受け取ったとき、回答者は戸惑う。自分はカウンセラーではない。何と答えればいいか分からない。無視していいのか。答えたら責任が生じるのか。この戸惑いは自然な反応だ。
回答者にできること
回答者はプロではないから、専門的なカウンセリングはできない。でも、できることはある。第一に、メッセージを受け取ったことを伝える。「読んだよ」「送ってくれてありがとう」。誰かに届いたという事実だけで、送り手は少し楽になる。
第二に、専門の相談窓口を案内する。「よりそいホットライン (0120-279-338)」「チャイルドライン (0120-99-7777)」。これらの番号を回答に含めることで、送り手が専門家につながるきっかけを作れる。
第三に、自分の限界を認める。「自分には専門的なアドバイスはできないけど、あなたのことを心配している」。正直に伝えることが、最も誠実な対応だ。
回答者自身も大切に
深刻なメッセージを受け取った回答者自身も、ダメージを受ける。他者の苦しみに触れることは、共感疲れの原因になる。「自分が何かしなければ」というプレッシャーを感じるかもしれない。
しかし、回答者に送り手の人生を救う義務はない。できることをして、できないことは専門家に委ねる。それが最も責任ある対応だ。深刻なメッセージを受け取って自分が辛くなったら、自分自身も誰かに話す。一人で抱え込まない。質問箱は助け合いの場だが、回答者が倒れたら誰も助けられない。
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