会話泥棒とは
概要
会話泥棒 (かいわどろぼう) とは、相手が話している途中で話題を奪い、自分の話にすり替える人を指す俗語だ。「友達が旅行の話をしているのに、自分の旅行の話を被せる」「相手の悩みを聞いているはずが、いつの間にか自分の悩みを語っている」。会話の主導権を無意識に奪ってしまう。
会話泥棒の多くは悪意がない。自分の経験を共有したい、共感を示したい、という善意から来ていることが多い。しかし、結果として相手は「自分の話を聞いてもらえなかった」と感じる。
質問箱での会話泥棒
質問箱の回答で会話泥棒が起きるのは、質問者の質問を踏み台にして自分語りに走るケースだ。「○○についてどう思いますか?」と聞かれたのに、回答の 9 割が自分の経験談で、質問への答えが最後に一行だけ。質問者は自分の疑問に答えてほしかったのに、回答者の自伝を読まされる。
自分の経験を語ること自体は悪くない。むしろ、具体的な経験に基づく回答は説得力がある。問題は比率だ。質問への回答が主で、自分の経験が従。この順序が逆転すると、会話泥棒になる。
質問者の話を聞く回答
会話泥棒にならない回答のコツは、「質問者の質問を繰り返す」ことだ。「○○について聞いてくれたんだね」と質問を受け止めてから、自分の考えを述べる。この一手間で、質問者は「ちゃんと聞いてもらえた」と感じる。
自分の経験を語るときも、質問との接続を意識する。「自分も似た経験があって...」と質問に紐づけてから語る。質問と無関係な自分語りは会話泥棒だが、質問に関連づけた自分語りは有益な情報提供だ。接続詞一つで、会話泥棒と良い回答の境界線を越えられる。
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