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SNS・コミュニケーション

エゴサーチとは

概要

エゴサーチ (ego search) とは、自分の名前、ハンドルネーム、アカウント名、運営するサービス名などで SNS や検索エンジンを検索し、他者からの言及を確認する行為を指す。「エゴサ」と略されることが多い。ego はラテン語で「自分」を意味する。

エゴサーチは情報収集の手段として合理的な面がある。自分の評判を把握する、誤情報が広まっていないか確認する、フィードバックを得る。ビジネスの文脈では「ソーシャルリスニング」として戦略的に行われている。しかし個人レベルでは、精神的な健康に深刻な影響を及ぼすことがある。

質問箱とエゴサーチ

質問箱の回答者がエゴサーチをすると、質問箱の外で自分の回答がどう評価されているかが見える。「あの回答は的確だった」という好意的な言及もあれば、「あの回答はズレている」という批判的な言及もある。

問題は、ネガティビティバイアスによって批判的な言及の方が強く記憶に残ることだ。10 件の好意的な言及と 1 件の批判があった場合、人間の脳は 1 件の批判に引きずられる。エゴサーチの結果、客観的には好評なのに「自分は批判されている」と感じてしまう。エゴサーチは、ネガティビティバイアスの餌を自ら探しに行く行為だ。

エゴサーチとの距離感

エゴサーチを完全にやめる必要はないが、頻度とタイミングの管理が重要だ。毎日エゴサーチするのは精神衛生上危険だ。週に 1 回、気分が安定しているときに限定する、といったルールを設けるのが現実的だ。

気分が落ち込んでいるときのエゴサーチは絶対に避けるべきだ。落ち込んでいるときは確証バイアスが働き、ネガティブな言及ばかりが目に入る。そして「やっぱり自分はダメだ」という信念が強化される。悪循環だ。

エゴサーチの代わりに、質問箱に直接届くフィードバックを重視する方が健全だ。わざわざ質問を送ってくれる人の声は、エゴサーチで見つかる第三者の論評より、はるかに価値がある。

SNS の活用法やコミュニケーション術を学びたい方は、SNS マーケティングの関連書籍も参考になります。

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