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心理学

安心感とは

概要

安心感 (sense of security) とは、脅威や不安が存在しないと感じられる心理状態を指す。マズローの欲求階層説では、安全の欲求は生理的欲求に次ぐ第 2 階層に位置づけられ、安心感が満たされなければ、より高次の欲求 (所属、承認、自己実現) に向かえないとされる。安心感は心理的安全性と密接に関連するが、安心感がより主観的・感情的な概念であるのに対し、心理的安全性は集団における行動の自由度に焦点を当てた概念である。

質問箱における安心感

質問を送るという行為には、小さな不安が伴う。「変な質問だと思われないか」「無視されないか」「晒されないか」。この不安を上回る安心感があるとき、人は質問を送る。

安心感を与える回答者には特徴がある。どんな質問にも否定から入らない。質問者を馬鹿にしない。答えたくない質問も、無視ではなく「答えられないけどありがとう」と返す。こうした一つひとつの対応が、「この人の質問箱は安全だ」という安心感を積み上げていく。

安心感と甘やかしの違い

安心感を与えることと、何でも肯定することは違う。間違った意見に「そうだね」と同調するのは安心感ではなく、甘やかしだ。

本当の安心感は「ここでは本音を言っても大丈夫」という感覚であり、「ここでは何を言っても肯定される」という感覚ではない。反対意見を述べても、それが敬意を持って伝えられるなら、安心感は損なわれない。むしろ「この人は正直に向き合ってくれる」という信頼が深まる。安心感の本質は、肯定ではなく尊重だ。

心理学の知見を日常に活かしたい方は、心理学の関連書籍も参考になります。

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