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心理学

ツァイガルニク効果とは

概要

ツァイガルニク効果 (Zeigarnik effect) は、完了した作業よりも未完了の作業のほうが記憶に残りやすいという心理現象である。1927 年にソビエトの心理学者ブルーマ・ツァイガルニクが実験で発見した。レストランのウェイターが未精算の注文は正確に覚えているのに、精算済みの注文はすぐ忘れることから着想を得た研究とされる。

質問箱とツァイガルニク効果

質問箱の運営で、この効果は強く作用する。未回答の質問が溜まっていると、頭の片隅でずっと気になり続ける。「あの質問にまだ答えていない」という未完了感が、勉強中や寝る前にもふと浮かんでくる。

逆に、すべての質問に回答し終えると、驚くほどすっきりする。この「完了による解放感」もツァイガルニク効果の裏返しである。質問箱の通知バッジが 0 になったときの爽快感は、まさにこの効果が解消された瞬間だ。

上手な付き合い方

ツァイガルニク効果を理解すれば、質問箱との付き合い方が変わる。未回答の質問が気になるのは脳の正常な反応であり、自分の意志が弱いわけではない。

対処法としては、回答する時間を決めて一気に処理する方法が有効だ。「毎日 20 時に 30 分だけ回答する」とルールを決めれば、それ以外の時間は「あとで回答する」と脳に伝えられる。また、答えない質問は明示的に「スキップ」と判断することで、未完了状態を意識的に閉じることができる。

心理学の知見を日常に活かしたい方は、心理学の関連書籍も参考になります。

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