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心理学

オフシアンキナ効果とは

概要

オフシアンキナ効果 (Ovsiankina effect) は、中断された作業を自発的に再開しようとする心理的傾向を指す。ツァイガルニク効果と同時期にマリア・オフシアンキナが発見した。ツァイガルニク効果が「未完了の記憶が残る」という認知面の現象であるのに対し、オフシアンキナ効果は「未完了の作業を完了させたい」という行動面の衝動を扱う。

質問箱での現れ方

質問箱で回答を途中まで書いて中断すると、「続きを書かなきゃ」という衝動が生まれる。電車の中でスマホを開いて回答を書き始め、降車駅に着いて中断する。すると、改札を出た後もその回答のことが頭から離れない。

この効果は、質問を「開いただけで回答しなかった」場合にも発生する。質問を読んだ時点で「回答する」という作業が心理的に開始されるため、回答せずに閉じると中断された状態になる。既読の未回答質問が気になるのは、このメカニズムによる。

活用と対処

オフシアンキナ効果は、質問箱の継続的な運営を助ける力にもなる。「回答しなきゃ」という衝動が、質問箱を放置せず定期的に更新するモチベーションになるからだ。

一方で、この衝動に振り回されると疲弊する。対処法は、意識的に「この質問には答えない」と決断すること。中断ではなく完了 (答えないという判断の完了) として脳に認識させれば、衝動は収まる。

心理学の知見を日常に活かしたい方は、心理学の関連書籍も参考になります。

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