連絡網とは
概要
連絡網 (れんらくもう) とは、情報を効率的に伝達するための仕組みを指す。かつての学校では、電話の連絡網が定番だった。先生からクラス委員へ、クラス委員から班長へ、班長から班員へ。一人ずつ電話をかけて情報を伝える。途中で誰かが不在だと、そこで情報が止まる。
SNS の時代、連絡網の概念は大きく変わった。グループ LINE で一斉送信すれば、全員に同時に届く。質問箱で回答すれば、フォロワー全員が同時に読める。情報伝達の速度と範囲が、電話の時代とは比較にならない。
質問箱は新しい連絡網
質問箱は、一種の連絡網として機能することがある。「明日の集合時間変わった?」「テスト範囲どこまで?」。こうした質問が質問箱に届き、回答が公開されることで、フォロワー全員に情報が伝わる。質問者一人の疑問が、回答を通じて全員の疑問を解消する。
面白いのは、質問箱の連絡網は「誰かが質問しないと始まらない」点だ。電話の連絡網は上から下へ一方的に流れるが、質問箱の連絡網は質問者が起点になる。情報を持っている人 (回答者) ではなく、情報を必要としている人 (質問者) が発信する。この逆転が、質問箱ならではの情報伝達の形だ。
情報の正確さに注意
質問箱を連絡網として使うとき、情報の正確さには注意が必要だ。回答者が間違った情報を回答すると、フォロワー全員に間違った情報が広まる。電話の連絡網では伝言ゲームのように情報が歪むが、質問箱では回答者一人の間違いが全員に影響する。
確実でない情報を聞かれたときは、「確認してないから分からない」と正直に答える方が安全だ。間違った情報を自信満々に答えるより、「分からない」と答える方がはるかに誠実だ。質問箱は便利な連絡網だが、公式の連絡手段の代わりにはならない。
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