ネチケットとは
概要
ネチケット (netiquette) は「ネットワーク (network)」と「エチケット (etiquette)」を組み合わせた造語で、インターネット上での礼儀作法を指す。1990 年代のインターネット黎明期から使われている言葉だが、SNS 全盛の現在でもその本質は変わらない。相手の顔が見えない環境だからこそ、意識的に礼儀を守る必要がある。
ネチケットは法律ではない。破っても罰せられることはない。しかし、ネチケットを無視した振る舞いは、炎上やブロック、コミュニティからの排除といった社会的制裁を招く。
質問箱におけるネチケット
質問箱には独自のネチケットがある。質問者側では、個人情報を聞き出そうとしない、回答を強要しない、同じ質問を何度も送らない、といったものだ。回答者側では、質問者を馬鹿にしない、回答しない質問を晒さない、回答の中で特定の個人を攻撃しない、といったルールがある。
これらは明文化されていないことが多い。だからこそ、初めて質問箱を使う人が知らずに踏み越えてしまうことがある。「気持ち悪い質問」と思われる質問の多くは、悪意ではなくネチケットの知識不足が原因だ。
時代とともに変わるネチケット
ネチケットは固定されたルールではなく、プラットフォームや時代によって変化する。かつては「メールの件名を空にしない」「全角英数字を使わない」がネチケットだったが、今の若い世代にはピンとこないだろう。
現在の SNS では「エアリプ (名指しせずに批判する投稿) をしない」「スクショを無断で晒さない」「相手の投稿を勝手に引用して論評しない」といった新しいネチケットが生まれている。質問箱でも「匿名だからといって何を聞いてもいいわけではない」という感覚は、ここ数年で急速に広まった。
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