メインコンテンツへスキップ
Q どろっぷ
不正対策

ワタバウティズム (論点ずらし)とは

概要

ワタバウティズム (whataboutism) は、ある問題を指摘されたときに「What about ○○? (○○はどうなんだ?)」と別の問題を持ち出して論点をずらす論法である。冷戦時代にソ連が西側の批判に対して「アメリカだって○○しているじゃないか」と反論した手法に由来する。SNS では、批判への反論として日常的に使われている。

質問箱でのワタバウティズム

質問箱では、ワタバウティズムが 2 つの形で現れる。第一に、質問者がワタバウティズムを使うケース。オーナーが特定の意見を述べた回答をシェアすると、「でも○○についてはどう思うんですか?」と、関連するが別の問題を突きつける質問が届く。回答するとさらに別の問題を持ち出され、際限がなくなる。

第二に、オーナー自身がワタバウティズムを使うケース。批判的な質問に対して「でもあなたはどうなんですか?」と質問者に矛先を向ける回答は、ワタバウティズムの典型である。匿名の質問者に反論しても建設的な議論にはならず、フォロワーからは「質問に答えていない」と見られる。

論点ずらしへの対処

ワタバウティズムの質問が届いた場合、最も効果的な対処は「元の論点に戻す」ことである。「○○についてはまた別の機会に。今回の質問に対する私の考えは」のように、論点のすり替えを認識した上で、元の質問に正面から答える。

あるいは、ワタバウティズムの質問自体をスルーする選択もある。論点をずらす質問に付き合い続けると、本来答えたい質問に使う時間とエネルギーが奪われる。質問箱のオーナーには、どの質問に答えるかを選ぶ権利がある。

自分がワタバウティズムを使わないために

批判的な質問を受けたとき、「でもあなたは」と反射的に返したくなる気持ちは自然である。しかし、この反応は問題の本質から逃げていると受け取られる。批判に正当性がある場合は素直に認め、正当性がない場合は冷静に反論する。いずれの場合も、別の話題を持ち出す必要はない。

質問箱の回答は多くのフォロワーが見ている。批判に対して論点をずらす回答は、「この人は都合の悪い質問から逃げる」という印象を与える。正面から向き合う回答の方が、たとえ完璧でなくても、フォロワーの信頼を得られる。

不正対策やセキュリティ技術について詳しく知りたい方は、情報セキュリティの関連書籍も参考になります。

この記事は役に立ちましたか?

関連用語

関連記事

あなたも質問箱を作ってみませんか?

メールアドレスだけで登録でき、パスワード不要で始められます。

無料で始める