ノリとは
概要
ノリとは、その場の雰囲気やテンションに合わせて、深く考えずに行動することを指す日本語の俗語だ。「ノリが良い」は褒め言葉として使われ、場の空気に合わせて盛り上げられる人を意味する。「ノリが悪い」は、場の雰囲気を壊す人、乗り気でない人に対して使われる。
ノリの本質は同調だ。周りが笑っているから笑う、周りが盛り上がっているから自分も盛り上がる。集団の一体感を生む一方で、個人の判断力を鈍らせる面もある。「ノリでやった」は、後から振り返ると後悔する行動の言い訳として使われることが多い。
ノリで送る質問の危険性
質問箱で最もトラブルになりやすいのが「ノリで送った質問」だ。友達と一緒にスマホを見ながら「これ送ってみようぜ」と盛り上がり、深く考えずに送信する。その瞬間は面白いと思っても、受け取った側は傷つくかもしれない。
集団のノリには責任が分散する効果がある。「自分一人の判断じゃない」「みんなで送った」という意識が、個人の責任感を薄める。しかし、送信ボタンを押したのは自分だ。ノリで送った質問でも、結果の責任は送った本人にある。匿名だからバレないと思っても、文体や内容から特定されることは珍しくない。
ノリと自分の判断を分ける
ノリ自体は悪いことではない。場を盛り上げる力は、コミュニケーションの大切なスキルだ。問題は、ノリに流されて自分の判断を手放すことだ。
質問箱に質問を送る前に、3 秒だけ立ち止まる。「この質問、自分一人でも送る?」。友達がいなくても送る質問なら、それは自分の意思だ。友達がいるから送る質問なら、それはノリだ。ノリで送った質問は、ノリが冷めた後に後悔する。3 秒の間が、黒歴史を一つ減らしてくれる。
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