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SNS・コミュニケーション

選択のパラドックスとは

概要

選択のパラドックス (paradox of choice) は、心理学者バリー・シュワルツが提唱した概念で、選択肢が増えるほど意思決定が困難になり、選択後の満足度も低下する現象を指す。コロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授による「ジャムの実験」が有名で、24 種類のジャムを並べた場合より 6 種類の方が購入率が 10 倍高かった。

質問箱における選択のパラドックス

質問箱で「何でも聞いてね」と呼びかけるのは、24 種類のジャムを並べるのと同じ状態である。質問者は無限の選択肢に直面し、何を聞けばいいか分からなくなる。テーマを絞って「最近ハマっていることについて聞いて」と範囲を指定すると、質問者の思考が焦点を結び、質問のハードルが下がる。

回答者側にも選択のパラドックスは働く。大量の質問が届いたとき、どれに答えるかの選択自体がストレスになる。「1 日 3 件まで」のように上限を設定すると、選択の負担が減り、回答の質も向上する。

対策

質問箱の運営では「構造化された自由」が有効である。完全な自由でも完全な制約でもなく、適度な枠組みの中に自由を設ける。テーマ設定、受付数の制限、回答曜日の固定など、意図的に制約を加えることで、質問者と回答者の両方の意思決定コストを下げられる。

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